遙か6の主人公が黒龍の神子である必然性はあったのか考えてみた
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こんちゃす!
遙か6の黒龍の神子設定にはワクワクしてた杉本(@otomechan_nel)です。
今更ながらに
黒龍の神子設定は必要だったのか
ということに迫ります。
※「遙か6」本編のみの考察です。ロンド未プレイ。
1.黒龍の神子である必然性は・・・?
黒龍の神子である必然性は「弱い」
今回シリーズ初の黒龍の神子主人公でしたが…
正直、それでなければいけないという要素は少なかったようにも思えます。
おさらいしておくと遙か6の中で、
黒龍の神子としての力がどう使われていたかというと…。
- 怨霊を倒し「陰」の気を集められる
- 「陰」の気を銃弾にし、戦うことができる
- 怨霊の使役・招霊ができる
ということでした。
これまでの遙かではそこまで強調されていなかったと思うのですが…
主人公ということもあり、遙か6では「黒龍の神子=陰」という図式が強く打ち出されています。(初代、2は軽くプレイしただけなので、私が認識していない可能性もありますが)
歴代、黒龍の神子は
- 陰の気を司る
- 先に決定するのは黒龍の神子
- 怨霊の穢れに強いので八葉がいらない
という性質を持っています。
今回、梓もそのような性質をもって、遙か6世界で生活をしていました。
反対に、「白龍の神子=陽」となっており、
千代は作中でも陰の気が強い場所では弱ってしまうような場面も見られました。
もともと、千代は体が弱いという設定だったのでそれも手伝ってはいますが。
さて、話を戻して。
では今回「主人公が黒龍の神子だから解決できた」場面やエピソードがあったのかというと…決定的シーンは特になかったかなとと思います。
先ほど述べた
- 黒龍の神子だから陰の気に強い→八葉無しでも怨霊と戦える・陰の気がたまっていても(瘴気があっても)耐えられる
ということはありますが、
歴代の白龍の神子たちもそのあたりは乗り越えてるので。
ちょっと理由としては弱い。
遙か6世界では怨霊の陰の気が他の遙か世界よりも強くて、禍々しくて…
なんていうこともあるかもしれませんが、作中からそれを感じられる部分は特になかったように思います。
(と、いうよりも今ふと思いましたが、「遙かシリーズ」の「遙か世界」は一応繋がってるんですよね。
それぞれのナンバリング世界がそれぞれの時空に存在するのではなく。
当たり前すぎて考えませんでしたが(笑)
そうなると、怨霊の陰の気の強さが云々という可能性は低そう。
むしろ初代や2が一番強そう。時代的にも)
しかし、それでは面白くないので(笑)
「黒龍の神子である必然性」を考えてみます。
2.主人公が「黒龍の神子である必然性」3つの理由
私が(無理やり)考える黒龍の神子である必然性は3つ。
- 八葉がいなくても戦える(異世界に一人で飛ばされるため)
- 鬼サイド・帝国サイドどちらにもつける存在にするため
- ダリウスのため
一つひとつ見ていきます。
2-1.八葉がいなくても戦える(異世界に一人で飛ばされるため)
まあ、これ2の主人公に言わせたら「は?」って感じなんですけど(笑)
花梨ちゃん、単独召喚されてる、唯一の白龍の神子なので。
今回、遙か6では梓は帝国軍(星の一族である九段の指示)によって召喚されました。で、そこをダリウスたち鬼の一族に攫われてしまう…と。
ダリウスは最初に召喚されるのが黒龍の神子で、黒龍の神子がどういう存在か知っていたので、梓にもそれを告げています。
と、いうことで梓は遙か6世界によばれた時点で「戦うこと」が定められていたわけで。
よって、「戦える神子」である必要があったと。
なので、(八葉無しで)
一人でも怨霊に対抗できる=黒龍の神子にしたのかな、と。
しかし、これ書いてて思ってますがかなり弱いですね(笑)
先述したように、2主人公の花梨ちゃんは八葉などの味方がおらず、単独で召喚された“白龍の神子”ですからね。
梓が黒龍の神子である必然性には程遠い・・・。
2-2.鬼サイド・帝国サイドどちらにもつける存在にするため
ダリウスが求めていたのが「黒龍の神子」なので、これで鬼サイドにはいけるわけです。
白龍の神子には用がないから、鬼サイドには行けない…。
と、なると梓が「白龍の神子」だとできないことが出てくる。
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