遙かシリーズはなぜ「鬼」を敵に設定したのか?
この記事は「乙女ゲーム専門メディア:おとめちゃんねる」の人気記事から内容を抜粋して掲載したものです。
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こんちゃす!
鬼といえば高木ブーな杉本(@otomechan_nel)です。
今回は遙かシリーズの「鬼」についてです。
ズバリ
なぜ敵を「鬼」に設定したのか?
ということ。
遙かシリーズはRPG的な要素もあるので、「敵」が存在します。
特に「鬼」はシリーズ通して登場し、初代と2、6では主人公と対立する立場です。
ではそういった敵役になぜ「鬼」を設定したのか?
それを考えていきたいと思います。
今回の記事は以下の順番で進めます。
- 予想:敵を「鬼」に設定した理由
- 遙かシリーズに登場する「鬼」の紹介
- その鬼の特徴
- 現実世界の「鬼」の紹介
- その鬼の特徴
- 共通点・相違点
- 結論:鬼にした理由とは?
ではでは、参りましょう。
※この記事はネット上の情報から考察した、ゆるっと記事です。
0.予想:平安期に恐れられていたもの…妖怪、怨霊、鬼だから?
正直全然が予想がつかない(笑)
会議とかでいろいろ案を出した中で鬼という設定にしたと思うんですけど…怨霊でもよかった気はするんですよね。
でも平安時代の怨霊って著名人なんですよね。
今みたいな幽霊のような不特定多数ではなくて、「平安 怨霊」とかで調べると個人名がでてくる。
そうなると、敵もその個人になってしまうので、
ストーリーにその個人をからめる必要が出てくる…とか考えて鬼にしたのかな?とも推測。
1.遙かシリーズの「鬼」
wiki様のお力を借りて、記述の中で鬼に関するところを抜粋させて頂きます。
1-1.『遙かなる時空の中で』
初代遙かでは4人の鬼がいました。
- アクラム
- イクティダール
- シリン
- セフル
1-2.『遙かなる時空の中で2』
お次は遙か2です。
遙か2は初代遙かから100年後です。
初代から引き続き、アクラムとシリンの二人が登場します。
1-3.『遙かなる時空の中で3』
遙か3では、主人公の剣の師匠となる鬼のリズヴァーンが登場します。
1-4.『遙かなる時空の中で5』
遙か4は登場せず、遙か5へ飛びます。
幕末が舞台の遙か5では一人福地桜痴が登場します。
1-5.『遙かなる時空の中で6』
最後に、遙か6からは3人。
- ダリウス
- ルードハーネ
- 本条政虎
の3人です。
鬼の一族
古来に大陸からう移り住んだ種族。
日本人とは異なる外見と特殊な力をもつため、人々から忌み嫌われてきました。以前は周囲に結界を張った隠れ里で密やかに暮らしていましたが、帝国軍が低との穢れを鬼の仕業としたために、現在はダリウスの指示で国外へと住処を移しています。
(以上『遙かなる時空の中で6メモリアルブック完全設定資料集』ルビーパーティー監修 株式会社光栄2015年 p23,47,55,83より)
以上を踏まえて遙かシリーズの鬼の特徴をまとめておきます。
2.遙かシリーズの鬼の特徴
上記の人物紹介や、ゲーム本編を元に遙かに出てくる鬼の特徴を箇条書きでまとめてみます。
- 金髪碧眼(桜智、ルードは?)
- 外見は非常に美しい
- 瞬間移動ができる
- 異形のものとして恐れられたり、迫害されたり
- 神子を召喚することもある(遙か初代)
- 100年以上生きることができる?
遙かで「鬼」っていうと、主人公と敵対していたり、まわりからは恐れられている存在だったり・・・というイメージが強い。
平安時代に金髪碧眼の人はいないから、異形のものってことで迫害されてたし。
でも、遙か6の場合は外見がどうのっていうより、
帝国軍が流した噂が原因で恐れられてた…ってところ。
その金髪碧眼設定も、遙か5の桜智やルードハーネは薄緑色(エメラルド)なので、どういう理屈で髪の色が違う人が出てくるかは不明。
5の桜智も一応、鬼の首領の血をひいているはずなので、立場的にはダリウスと一緒なので金髪でもいい気はしますけど…先代からだいぶ年月がたってるから?でもそうなると、今度はダリウスが完全に金髪の理由は??とかなりますね。
迷宮入り\(^o^)/
ただ、ルードの場合は「鬼としての力が弱い」という設定があるので、そこが原因かもしれません。 虎とセフルは鬼と人間のハーフだけど、血の濃さが違ったのか、虎は茶髪で、セフルは金髪。
しかし、ゲーム本編ではこの髪色については特に言及がなかったはずなので、なんとも言えないですね。
外見の美しさや、瞬間移動などは基本みんなやってるので、この力は衰えていない様子。
ルードのように鬼の力が弱いとできないというパターンもありますね。
あとは、神子の召喚。
初代遙かでは、神子を召喚したのはアクラムでした。あとは龍神が「京がピンチ!!」ということで神子選定をして呼びよせています。
3.現実の鬼の特徴
- 一般的なイメージは「怖い」もの
- 一方で場所によっては「善い」もの・「神」としても崇められている
- 一般的な外見:角がある。虎皮のパンツ。アフロ。
- 外見:美男・美女・相手の知り合い・家族にもなれる
- 実際には外国人、朝廷に従わない人々、山賊、農業以外の職に携わる人、鬼の家系の人?
次に遙か世界の鬼と現実の鬼の共通点・相違点を見ていきます!
4.遙かと現実の「鬼」の共通点・相違点
ここまで見てきた遙かと現実の鬼の共通点・相違点をまとめておきましょう。
共通点
- 恐怖の対象
- 大衆とは違う存在
- 美しい外見(にもなれる)
- 強い力を持っている
相違点
- (現実)恐怖の一方で、善・神という存在でもある
…といったところでしょうか。
遙かを作るときに、制作側がいろいろ調べて
「鬼」のイメージに寄せていった可能性は高いので共通点が多いのも不思議ではないですね。
相違点としては、恐怖や悪とは反対の「善い」イメージももっている…ということですね。
遙かでは基本的に敵として描かれているのでその辺りは薄くなっています。
しかし、鬼との恋愛ルート(6では八葉だし)もあるので、悪いだけではなく「惹かれる」要素を持っていることは間違いないです。初代遙かのあかねも、漫画版ではアクラムに惹かれていきます。
さて、では結論いきましょう。
ここからは、本家記事でどうぞ!
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当ページは、株式会社コーエーテクもゲームス、開発ルビーパーティーの「遙かなる時空の中で」シリーズの画像を利用しております。
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